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Reported by 芙花

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2015年11月1日。

UxSxBの初めてのライブが行われたのがここ、岡山・MO:GLAでした。

「グダグダだった」とその日のステージを振り返るとメンバーは言いますが、あの時があったから今があるのだと思います。

 

そんな思い出深い場所であるせいか、開演前からお客さんの期待が感じられて会場はすごい熱気に包まれていました。

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Already All Readyが今回の始まりの合図。

須藤さんと宇佐美さんが登場すると大きな拍手と歓声。

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3月の仮BANDさんとの対バンライブで初披露された”Front of the Factory”は初めて聴くお客さんが多かったと思うのですが、

曲中でメンバーの名前がコールされる度に大歓声。

京都での前哨戦で発表された「ハーネス」から、おなじみの須藤さんの曲”Bass’n Voice”。

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”Dance with you”、”Key”のスローな曲でも座らずに、ゆったり体をゆらしながら楽しんでいるお客さんが多かったのが印象的でした。

「扉」でのコール＆レスポンスでは、「おかや・ま」（「や」と「ま」の間に休符あり）という変則的な振りもありましたが、

「タイトなリズム感（宇佐美さん）」で見事に応える客席。 ビブラートも「すごい！」と須藤さんが言うほどの完成度。

曲の最後の「ラララ」の声量もすごかったです。

 

MCを挟んで、ここまでボコーダー＆トークボックスで盛り上げてくれた宇佐美さんに代わって、須藤さんのベースがリードを取る2曲。

“A man drives, as he lives”は1年前のツアー3で（UxSxBの曲としては）初披露された曲です。

タイトルの由来となった須藤さんの免停の話を1年前のMO:GLAの打ち上げで伺ったことを思い出しました。

“Welcome Home”は須藤さんのライブでも、色々なメンバーやアレンジで演奏されていますが、

UxSxBの新アレンジ、曲の良さがダイレクトに伝わってきて大好きです。

 

「ここから先は静かな曲はありません！」という須藤さんの言葉で”As You Like It”から灼熱の後半戦スタート。

“Veronica”の曲中、「お前を忘れられない」と聞こえるところがあって（本当にそう歌っているのかはわかりませんが）、

宇佐美さんの穏やかなイメージと「お前」という言葉のギャップにドキっとしてしまいます。

 

“LIKE THAT”での客席の熱量はこれまでで一番だったかも。

“Hot Rod”では期待を裏切らない激しいベースですが、客席には入らないまま終了。 「あれ？」っと思ったお客さんも多かったかもしれません。

 

MCは、今回発売された「#1」（シャープワン）の話題。

　バリさん：「CDとして再生できなかった場合、他の会場に来てくれたら別途入場料はかかるけど返品・交換には応じます」

　宇佐美さん：「いや、不良品の場合は会場に来なくても対応しますよ」

　バリさん：「俺のほう見て不良とか言うなよー」

 

そのCDの「実演販売」（須藤さん）コーナー。

曲順とそれぞれの曲の間など、これまでのUxSxBのライブでも感じていたことですが、

DJの役割、DJがバンドにいる意味がCDになったことでよりわかりやすくなったと思います。

1曲1曲はもちろん、3曲で一つの作品だと感じました。

 

“Into the Lightning”は、Tour3で「全員が全力疾走」と宇佐美さんが言っていた曲。

演奏するだけでもかなり大変なはずですが、定番の”Hot Rod”ではなくこの曲で客席に入っていくところに須藤さんの、

そしてUxSxBの「自分たちの今までを打ち破って行く」という意思を感じました。

 

“Together”の途中で入る「このライブの最初に、みなさんもUxSxBのメンバーの一人と僕は言いました。

みなさんはすでにこの曲にコーラスとして参加しています！」という宇佐美さんの言葉、

ツアー前半ではやや聞き取りにくかったのですが、色々工夫を重ねたのかはっきり聞こえるようになっていました。

（この変化には、スタッフ・伊藤さんの尽力が大きかったとお聞きしました。さすがスーパーテック！）

お客さんの大きなコーラスで本編最後の曲が終了。

 

アンコールの“U.S.B.”。 須藤さんのバラード系の曲にはいつも泣かされてしまうのですが、ライブの締めくくりともなればなおさら。

寂しさもあるけど、優しさや暖かさも感じます。

 

ツアーが始まってしまう本当にあっという間に時間が過ぎていってしまいます。 残り3本のラストスパート、期待してます。

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