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Live Report
2017.11.18 U.S.B. Tour 2017 @岐南町Soul Dyna
Reported by 芙花
U.S.B.Tour2017、全14公演の千秋楽。
Tour-3の千秋楽と同じ11月18日ですが、今回は岐阜・岐南町のSoul Dynaでこの日を迎えました。
初日の三島から3週間、始まってしまえば本当にあっという間。
バリさんの流す曲がAlready All Readyにかわると、須藤さんと宇佐美さんがステージに登場。
“Front of the Factory”が始まると会場はすでに総立ち。
「ハーネス」 から“Bass’n Voice”と「ガツガツ系」が続いた後で、スローパートへ。
“Dance with you” では、須藤さんが宇佐美さんのところに寄っていき、
”I wanna dance with you, you gonna dance with me”とボコーダーで歌っていました。
やっぱり宇佐美さんが歌っているのとは音色が変わりますね。
そして “Key”。
スローな曲だからといって必ずしも座って聴かなければならないわけではなく、
立ったままで体をゆらしながら聴いているのも心地よいな、と思います。
「扉」でのコール&レスポンスではいつも楽しそうな須藤さんですが、
「ソウルダイナ」ではイントネーションやタイミングを微妙に変えて客席に振っていました。
そしてそれに完璧に付いてくるお客さん。 宇佐美さんも「休符を演奏できるお客さんですね!」と感心していました。
ここまでボコーダー・トークボックスでリードしてきた宇佐美さんにちょっと休憩してもらうべく、ベースがリードを取る2曲。
“A man drives, as he lives”は須藤さんが昨年免停の講習に行ったときのテキストにあった言葉からタイトルを取った曲ですが、
このタイトルになる前は”Fun to Drive”と呼ばれていたそうです(ト○タ?)。
新アレンジのWelcome Home。ベースの力強いけれど優しい音がよりダイレクトに響いて、心を揺さぶられます。
“As You Like It”から後半戦のスタート。「ここからは静かな曲はありません!」という須藤さんの宣言通り、熱い曲が続きます。
“Veronica”の宇佐美さんの色気、”LIKE THAT”でのドキッとするほど鋭い眼差し。
本当に、ライブを重ねる度にパフォーマーとして磨かれていくな、と思います。
今回のツアーでは、マイクを手に持って歌う曲がどんどん増えていきました。
以前は「要塞」から出ることはほとんど無かったと思いますが、
今回はマイクを手に、前に出たり須藤さんの側に行ったりと動きが自由になったと思います。
“Hot Rod”は須藤さんのライブでもおなじみの曲ですが、UxSxBバージョンではベースとスクラッチの掛け合いがスリリング。
MCでCDの紹介をした後、「実演販売」コーナーへ。
「元祖自己紹介ソング」の”About Us”。
この曲を聴くと、UxSxBの始まりはここからだったな、と感慨深く思い出します。
“Into the Lightning”はそれぞれに「魅せ場」のある、「全員が全力疾走」というのがぴったりな曲です。
この日の須藤さん、ベースソロの客席乱入では「外に出るのか」と思ったらなんとトイレへ!
これには宇佐美さんも「あそこ、トイレですよね?」とステージから見ながらビックリされていました。
行動が自由すぎる代表(笑)
いよいよ本編最後の曲、“Together”。
前半の「扉」で録ったお客さんの声を重ねて、この会場だけの”Together”ができあがります。
「ソウルダイナ、ララララララ」の大きなコーラスでライブ本編が締めくくりとなりました。
アンコールのU.S.B.。
この曲が終わったら本当にU.S.B.Tour2017が終わってしまう・・・と思っていたそのとき、「扉」のメロディが。
これまでの全14会場-三島、横浜、仙台、二子玉川、浜松、川口、神戸、広島、熊本、福岡、岡山、名古屋、大阪、岐阜-のお客さんの声が順番に流れて、
思わず涙してしまいました。
どの会場にも、そこだけの"扉"が、”Together”があり、
”Front of the Factory”での「最後のメンバーは目の前の君だ」という言葉は本当だったのだと改めて思いました。
UxSxBは一旦「解散」となりますが、また3人に会える再々々(略)結成の日が来ますように。