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Reported by 芙花

 

ついにこの日を迎えてしまいました。

18本という過去最多の本数だったTour2018ですが、それでも当然ファイナルの日は来てしまうわけで・・・

いつも思うことですが、始まってしまうと本当にあっという間。

それでも3週間前の初日＠京都は少し遠くに思えるような、不思議な感じがします。

いつもとは時間の進み方がちょっと違う、というか。

 

 

開場前のバリさんのDJタイム、Make Wayが流れて宇佐美さん、須藤さんが登場するのはいつも通り。

でも、これを見られるのも今日が最後なんだな・・・と寂しさもこみ上げます。

 

 

“Front of the Factory”での“everybody say wow”の呼びかけに答える客席の声もいつも以上に大きくて、千秋楽にふさわしい大盛り上がりの予感。

 

新曲、”Hyper Solution”の疾走感は爽快。

ベースの厚みにオクターバーというエフェクターを使ってギターサウンドのような音を加えることで、

より曲の躍動感が際立っているように感じます。「大人の音の実験場」という通りの斬新な音。

 

”I know”～”As You Like It”の「行ったり来たり」もずいぶんスムーズになって、曲の一体感も増した感じがします。

この曲の繋ぎ方は、やはりDJがいるUxSxBにしかできない「音の実験」ではないでしょうか。

 

”I know”で須藤さんが”I know, I know ～”の部分を歌おうとしたのにマイクを向けない宇佐美さん。

須藤さんがちょっといじけた顔してましたが、その後はちゃんと2人で交互に歌っていました。

 

”U.S.B.”と”Key”のスローナンバーから、新曲”Just Groove It”。

ハーネスと同時期に作っていたそうですが、ニュージャックスイング的な要素もあり、

「今（の発表）で良かったんじゃない？」とバリさんがおっしゃっていました。

今までのUxSxBには無かった感じ。スローナンバーだからって座って聴かなくてもいい、

踊ってもいいと思わせてくれるタイトル通りのとてもGroovyな曲。

 

会場のSoul Dynaは15周年ということで（おめでとうございます！）、「扉」での「Soul Dyna!」のコーレスも力が入ってました。

「ぎなんちょう」を「I say ぎ、You say なんちょう！」と変なところで区切る須藤さん。

今回のマイブームだったのか、ほぼ毎回やってましたね。

自分で振っておいてお客さんがその通りにやると笑ってしまう須藤さん、そんな姿を見るのも毎回楽しみでした。

 

“A man drives, as he lives”、曲終盤のベースで、スラップと指弾きでエフェクターを細かく踏み換えているところ、

とても音にメリハリがついてかっこ良かったです。

 

 

MCでは車での移動の話に。基本的に須藤さんの車での移動だけれど、

機材が多いのでハイエースを借りたらそのときから宇佐美さんの機材が少なくなって「

これなら俺の車に積めたのに」という話になったこともあるそうです。

エンジンを載せ替えて快調になった須藤さんの車、「今時エンジン載せ替えてまで乗る人も少ないでしょ」

とバリさんがおっしゃっていましたが、ストウ号、本当に働き者ですね。

その後、機材車にフェラーリ？という話になり、

「あ、いるじゃないですかフェラーリ持ってる人。

タケシ（ギタリストの平井武士さん）のフェラーリで機材車牽引するとか。ごめんなさいねぇ身内の話で」

って平井さんフェラーリ狙われてますよｗ

 

 

ライブはいよいよ後半戦。

”Veronica”の妖しげな魅力、”Welcome Home”の温かさ。

神戸公演から加わった、”Bass’n Voice”での「DJバリK～ん」の声ネタ

（これは須藤さんからのリクエストで入れることになったそうです。

岡山で「リクエスト聞いてくれてありがとう」って須藤さんがおっしゃっていました）。

このブロックに、UxSxBの多面性が凝縮されている感じがしました。

 

大阪・茨木公演から、須藤さんが”Welcome Home”でも客席に降りて弾きながらお客さんと握手するようになっていました。

本当に弾きながら何でもするなあ・・・

 

そして、本当に本当のラストブロックへ。

”LIKE THAT”の”Put Your Hands Up!”で思いっきり手を振りながらも、

左手だけでベースを弾く須藤さんの手元が気になって仕方がありませんでした（笑）。

“It’s like this show, It’s like that show”のところで宇佐美さんとバリさんの掛け合いのようなやりとり、

そこに絡む須藤さんと3人の「音での会話」がカッコいい。

 

「客席乱入曲」の”Into The Lightning”、須藤さんはこの日も見事な椅子渡り＆椅子下駄を披露して客席を沸かせていました。

 

「ハーネス」、サビのところで右手を伸ばして何かをぐっと掴み取って自分の方に引き寄せるような仕草。

これ、正面で見ると結構ドキドキするんですよね・・・ちょっとワイルドで色気も感じる、宇佐美さんのちょっと意外な一面、というか。

 

本編最後の曲、”Together”。

曲中の「みんなに会えてありがとう」というフレーズにぐっと来てしまいました・・・こちらこそ、また3人に会えたことに、ありがとう。

 

 

アンコールの新曲、”Where is your love”。切なく優しいメロディ、歌うようなベース。

ラストの”About Us”が終わると、今までの全会場でのお客さんの声が流れてきました。

 

「千秋楽、楽しかったよ～」という須藤さんの言葉で幕を閉じたUxSxB Tour 2018。

楽しく幸せな3週間を、ありがとうございました。

再結成の日を楽しみに待っています。

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