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Live Report
2016.06.17 U.S.B.Tour2.2 @東京・二子玉川 KIWA
Reported by 芙花
2.1千秋楽の岐阜・Soul Dynaから約3週間。
U.S.B.Tour2.2は東京・二子玉川のライブハウス・KIWAからスタート。
こちらの会場、ライブハウスとしては珍しく段差のある客席で、ライブハウスというよりは小さなホールといった感じです。
ライブは「扉」で幕開け。この曲は本当にオープニングにぴったりな爽やかさと開放感があります。
そこからメロディアスなベースと切れの良いスクラッチが対照的な「Painful Heart」、「As You Like It」、MCを挟んで「Veronica」と続きます。
「扉」~「Painful Heart」の流れで、2曲目が「Dance With You」だった2.1と比べてメリハリの効いた構成になったな、と感じました。
「北極星」「Key」「Welcome Home」の3曲からなるスローパート。
「北極星」、原曲は地球上から星空を眺めているような感じがするのですが、U.S.B.バージョンはボコーダーで奏でられるボーカルのせいか、
宇宙の壮大さのようなものを感じます。
「I know」で盛り上がって前半戦の締め、ClubバリK~んのコーナーへ。
「後半は静かな曲が1曲もありません!」という須藤氏の宣言で始まった灼熱の後半戦。
まずは「Dance With You」で体を揺らしてウォームアップ、「Bass’n Voice」のバキバキ鳴るベースで会場が湧き、
そのまま「Hot Rod」へと畳みかけて行きます。
この日の会場は客席の前後の間隔がやや広め、しかも4列目ぐらいからは段差もあるという椅子渡りにはちょっと厳しい環境。
「さすがに今日は椅子を渡らずに通路を通るのかな」と思ったのですが・・・
ベースを弾きながら椅子渡り決行、しかも段差をも超えて客席の結構後ろまで!
考えてみたらこの方、演奏しながらカウンターにも上っちゃうんでした・・・(大分レポ参照)。
客席の段差ぐらい越えられますよね。失礼しました。
椅子渡りで乱れた須藤氏の息を整えるため、DJバリK~ん氏と宇佐美氏でMC(といいつつ須藤氏も参加してましたが)。
この日のMCで、DJバリK~ん氏から「兄貴(須藤氏)が寝ている時の首の角度がすごい。“首折れ写真”のコレクションが結構な量あるから」
ということで、ライブのある日はTwitterに写真を上げます、という話に。
そこからTwitterでの寝顔写真シリーズがスタートしたわけです。(バリK〜ん氏のTwitterはこちらから)
須藤氏が一息ついたところでステージ再開。
「Hot Rod」の熱狂冷めやらぬまま、ライブはいよいよラストスパート。
「Like That」サビ部分、でシャウトするようなボーカルが最高にカッコ良く、アガる曲です。
本編最後は「Together」で客席も一体となって締め。
曲中ではこの日のライブ前半で録音された観客の声が宇佐美氏によって重ねられ、見事なハーモニーとなって曲の一部になっていました。
コールアンドレスポンスや、曲の一部を歌うという形で観客がライブに参加することは他のライブでもありますが、
こんなふうに曲を構成する要素として観客の声を使えるというのは、
マニピュレーターがバンドメンバーとなっているU.S.B.ならではだと思います。
自分の声もここに入っているんだなあと思うと、何となく嬉しい気持ちになります♪
アンコールはバンド名を冠した「U.S.B.」。この曲でのコールアンドレスポンスは、
今日のライブが終わってしまうのを惜しむような、そんな気持ちで参加していました。
2.1と曲目は一緒ですが、曲順変更によって全体の印象が大きく変わったな、という印象でした。
ここから数本のライブを経て、千秋楽の横浜でどんなバージョンアップが待っているのか、楽しみになる2.2幕開けのライブでした。