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Live ​Report 

2016.06.30 U.S.B.Tour2.2 Final @横浜7th Avenue

Reported by 芙花

 

5月19日の熊本からスタートしたU.S.B.Tour2.1(8公演)。

6月17日の二子玉川で幕を開けたU.S.B.Tour 2.2(9公演)の千秋楽は、前回のU.S.B.Tourと同じ、横浜7th AVENUE。

この日が楽しみだったと同時に、「終わってしまうんだ・・・」という寂しさも抱えつつ、会場へ。

 

Opening Tuneに乗って須藤氏・宇佐美氏がステージに登場。

「扉」は、5月、6月と初夏を駆け抜けたこのツアーにふさわしいオープニング曲だったな、と改めて思いました。

 

「Painful Heart」「As You Like it」と続き、MCを挟んでスローパートへ。

この部分は東京公演(二子玉川)の後に曲順の変更があり、Key、Welcome Home、北極星の順番に。

ライブ全体の流れはもちろん、それぞれの曲をどう聴かせるかという点でも、バリK~ん氏のDJとしてのセンスが曲順に反映されていて、

それがU.S.B.のライブを他とは違うものにしている、大きな特徴の1つだと思います。

 

どのアーティストのライブでも、会場の雰囲気やお客さんの反応によってセットリストは同じでも1本1本が違うものですが、

U.S.B.のライブでは、そのことをより強く感じます。

その理由の一つは、お客さんがコールアンドレスポンスや歌を通じて、楽曲そのものに「参加」していること。

そしてもう一つは、ツアーが始まってからも「より良いライブを」と試行錯誤と努力を重ね、「バージョンアップ」を繰り返したことにあるのかな、

と思ったりします。

事情が許せば(お仕事やお住まいの都合で難しい方も多いとは思いますが・・・)、何本かライブを観て、

その違いを体感するというのもU.S.Bの楽しみ方の一つかもしれません。

 

「静かな曲は1曲もない」後半戦、会場もオールスタンディングで盛り上がる準備は万端。

「Hot Rod」での須藤氏の暴れぶりに煽られて客席の盛り上がりも最高潮。

ピークを保ったまま、最後の4曲に突入。「LIKE THAT」では宇佐美氏のシャウトに合わせるように客席もHands Up!

そして、本編最後の「Together」。

いつもはイントロの手拍子と「♪wow wow wow~」の部分を須藤氏がインストラクションしてから観客が歌うのですが、

この日はもう最初から「♪wow wow wow~」のお客さんの声がとても大きく出ていました。

須藤氏もびっくりした様子で、「もうこのフレーズ、浸透してるね-。」と嬉しそうでした。

曲中、ライブの前半で録音したお客さんの声を重ねて行き、ハーモニーが完成すると、

宇佐美氏から「ナイスハーモニー」とお客さんへのお褒めの言葉。

こんな風に客席とコミュニケーションを取れるようになったことも、宇佐美氏のパフォーマーとしての経験が積み重ねられた結果でしょうか。

 

そんな宇佐美氏のステージでの経験が出ていた(?)MCの一幕。

宇佐美氏とDJバリK~ん氏、2人がどのように音を出しているかは「代表」須藤氏も把握していないそうで、

宇佐美氏から「須藤さん、ベースの音、全部ご自分から出てると思ってらっしゃいます?」と問いかけられて「え?」と目を丸くする場面も。

宇佐美氏の意外な発言に驚くと同時に湧く客席でした。

 

アンコールの「U.S.B.」。曲中でのコールアンドレスポンスは何だかお互い別れを惜しむようでもあり、ちょっと涙が出そうになりました。

笑顔で終わろう、とぐっとこらえましたけどね。

 

参加できたライブは本当にどれも楽しく、それぞれに「名場面」がありました。

ライブレポートで書ききれなかったエピソードは、Coffee Breakにまとめていこうと思います。

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