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Live ​Report 

2016.11.12 U.S.B.Tour-3 @岡山MO:GLA

Reported by 芙花

 

U.S.B.Tourでは3回連続の開催となる岡山MO:GLA。

今回も含め、毎回YouTubeに動画を上げて下さっているので、行ったことはなくても名前は知ってる、という方も多いかもしれませんね。

様々なジャンルのライブが行われる岡山の名門ライブハウスです。

ちなみにこちらのオーナーさんも「通天閣」というユニットでギター・ボーカルとして活動されており、

そのユニットに代表・須藤さんが加わることもあるようです。 

 

そして2015年11月1日、記念すべきU.S.B.の最初のライブが行われた、いわば「U.S.B.デビューの地」でもあるこの場所。

今回はどんなライブを見せてくれるのか、期待が膨らみます。

 

”Dance With You”の心地よいテンポに体を揺らして踊る客席。”U.S.B.”、”Veronica”と続き、

MCでは、「昨年11月のライブの動画は1回しか見ていない。何とか無かったことにできないかと思う」というバリさんのコメントがありましたが、

あの時があっての今。ツアー中でも更なる進化を求めて工夫を重ねてきたからこそ、今のU.S.B.があるのでしょう。

 

“Painful Heart”でベースが入り損ねるというアクシデントはあったものの、

落ち着いて対処する宇佐美さん、さすがの「リーダー」、頼もしかったです。

Key、Welcome Homeをしっとりと聴かせた後、Togetherでお待ちかねのコール&レスポンス。

この日は、MO:GLAのオーナーさん(福武 三二さん)の名前を「さんちゃーん!」と連呼したり、

「岡山!」「マラソン!」と言った後で「あ、間違えた、”MO:GLA”で言おうとしたのに」と須藤さん。

(※この日は岡山マラソンが開催されていました)。

「ここまでで1番」という客席の大きな声でのレスポンスで、大盛り上がりのまま前半終了。

 

 

バリさんのDJタイムに須藤さんが参加する「バリちゃんタイムwith suto」のコーナーで、Earth Wind & Fireの”September”がかかると、

「覚えてる?」

「9月21日」

「・・・あとわかんない」

と謎の訳詞を始める須藤さん(笑)

踊ったりサビで手を振ったり、「前半と後半の合間の時間」とは思えないぐらい客席も楽しんでいました。

 

 

そして後半戦は須藤さんの新曲、”A man drives, as he lives”からスタート。

“Into the Lightning”では、須藤さんがベースを引きつつメロディラインを歌っていました。

須藤さんのボーカル入りバーションは、前日の福岡・プレアデスとこの日の岡山2公演だけだったようです。

U.S.B.Tour-3の初日、三島の前日に行われたリハーサルの朝に初めて宇佐美さんがメロディまで入った完成形を

須藤さんとバリさんに聴かせた、というこの難曲。

スラップの超名手、須藤さんにすら「手が痛い」と言わせる程のハードな演奏を課すリーダー、恐るべし(笑)

バリさんのスクラッチの後には大きな歓声が上がるのも当然。本当に見ていると思わず「キャー」って叫びたくなるぐらいカッコ良いんです!

 

そして「ポーカーフェイス」。

U.S.B.のライブではおなじみのこの曲、ラップ部分は須藤さんがベースで表現していたのですが、

11/2の二子玉川・KIWAから宇佐美さんがラップをするように!ここで客席を煽るような堂々たるパフォーマンス。

ご本人いわく「必死」とのことですが、ここで感じさせる色気、すごかったですよ!

個人的に「Ms. Poker face」で客席を指さす仕草に心奪われました!

 

Hot Rodでの須藤さんの「リベロ」ぶりもいつも以上に弾けていたこの日。「椅子下駄」があったり、

お客さんが椅子を並べて須藤さんの進路を作ったりと、会場一も一体となって楽しんでいました。

しかしこの方の身体能力、どうなっているのか・・・別会場(熊本)でベースを弾きながら

難なくハイスツールに上がっているのを目の前で見ましたが、終演後にあらためて見ると、

手ぶらの状態でも一足で上がるのはとても無理な高さ。まあ真似しようとは思わない方が良さそうです(笑)

そしてこの日は、先ほど”Together”で録った「さんちゃ~ん」の声が曲の合間に入り、思わず会場も須藤さんも大笑い。

 

Hot Rodの興奮さめやらぬまま、さらなる「ガツガツ曲」である”LIKE THAT”へ。”Put your hands up!!”に手を挙げて応える客席。

この曲で手の甲を客席に向けて上げつつ、シャウトする宇佐美さん、パフォーマーとしての進化を感じます。

Bass’n Voiceでのバリさんのスクラッチや宇佐美さんの音出しで大歓声、そしていよいよ本編最後の「扉」へ。

先ほど録音したお客さんの声とコール&レスポンスをするのはこれまでと同じですが、

この日から客席を2パートに分けてハモる、という新しい試みが導入されました。

この日初めてとは思えない程、美しいハーモニーが響きました。

この日の客席の声、本当にボリュームもあったし綺麗に揃っていましたね。

 

アンコールは”北極星”と”About Us”。

昨年最初のツアーで、始まりの曲はこの曲だったんだな・・・と思うと感慨もひとしお。

またこの3人のステージを見られたことに感謝しつつ、この日のライブを見終えました。

 

終演後はMO:GLA恒例の打ち上げ。

MO:GLAのオーナーさんからは「ずいぶん上手くなったよ」とお褒めの言葉も頂き、和やかに楽しく岡山の夜は過ぎていきました。

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